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Meg In The World

世界を旅するフリーランス生活。28ヶ国旅して感じたことや日々のこと。

海外で中国人に間違えられたら

アルゼンチン スペイン語 ブエノスアイレス

「チーナじゃない!日本人だよ!」

今日、街中で叫んだ言葉です。

下記の投稿でも書いたとおり、ブエノス・アイレスはアジア人が少ないです。 

これまで色々な国を旅してますが、過去に2度ほど「中国人」と言われた事があります。

フィンランドで生まれて初めて中国人と間違えられる

一度目は約10年前にフィンランドのヘルシンキ空港にて。

スウェーデンのストックホルムからジャマイカ人のグループと同じ便だったのですが、飛行機を降りた時に後ろから「Hey Chinese girls!」という声が聞こえました。

私は日本人だから自分たちの事じゃないと思ってスタスタと歩いていたら、一緒にいた友人が振り返って「We are Japanese.」と彼らに向かって言ったので、「え?なんで私たちの事だと思ったの?」と友人に聞くと、「何度も間違われた事あるし、ここにアジア人私たちしかいないじゃん。NZに住んでいた時、間違われなかったの?」と。

あまり考えた事が無かったけれど、これまで初対面の人でも「日本人でしょ」と言われたり、バス停やスーパーで見知らぬ人に日本語で「こんにちは!元気ですか?」と言われることはあっても、「中国人でしょ!」とか「ニーハオ!」と言われた事はなかったので、まさか自分が中国人と勘違いされるとは思ってもみなくて、その時はとても驚きました。

声をかけてきたジャマイカ人グループは有名なレゲエ・ミュージシャンの御一行だったらしく、「日本人か。ごめんごめん。昔、東京でもライヴしたんだよ。もし良ければ今夜ヘルシンキで一番大きいライブハウスで演るから来る?ゲスト・リストに入れるから、君たちの名前をこの紙に書いて!」となぜかライヴに招待してくれました。

中国人に間違えられたのは嬉しくなかったけど、結果的に彼らの素晴らしいパフォーマンスを見る事ができ、ヘルシンキのライブハウスでまさかのVIP待遇という良い思い出になりました。

NYCでは

二度目はつい最近の出来事です。

先月NYCの地下鉄のゲートでMetro Card(日本でいうSuicaみたいなチャージ式のチケット)が上手く機械を通らなくて、改札を通れずにいました。

すると、他の通れなかった人達は近くにいた黒人男性にお金を渡して手動でゲートを開けてもらって入っていました。彼が私にも「ここから入りな。俺に3ドル払えばいいから。」と言いました。

どうみてもメトロのスタッフじゃないラフな格好のその男は何者なんだ?と怪しく思いながらも、それ以外に方法がないので仕方なくゲートを開けてもらって3ドル払ったところ、「ありがとう!楽しい旅を!シェイ・シェイ!」と彼は笑顔で言ったのです。

ちょうどNYCの残念な部分をたくさん目にした後で機嫌が良くなかった私は、「今シェイ・シェイって言った?私、中国人じゃないよ!日本人だよ。」と語尾を強めて言いました。
すると彼は、「おーーー俺とした事が。本当にすまない。」と頭を抱え「えぇっと・・Thank youは日本語でなんて言うんだっけ?」と言ってきたので「A・RI・GA・TO・Uです」と言いその場を去りました。

そしてブエノス・アイレスでも

つい先ほど、中国人に間違われました。人生で三度目です。

オベリスコという大きな塔のある駅前で、私の前を通り過ぎた陽気そうな男性が「○○○!チーナ!○○○!チーナ!○○○!チーナ!」と、私の顔を見ながら笑顔で言ってきたのです。

以前、南米出身の友人から「僕の国ではチーナと言って中国人をからかう事がある」と聞いていた私は「チーナ」という単語が聞こえた瞬間、「バカにされてる!」と思い、すかさず「No China! Japonesa! (中国人じゃない!日本人だよ!)」と怒り気味に言うと、「Oh! ○○○!ハポネサ!○○○!ハポネサ!」とまた笑顔で言い続けたので、イラッとしてその場を去りました。

すると私の後ろを歩いていたアルゼンチン人のスーツを着たおじさままでもが、私の顔を見てニコニコ笑っているので、「もうっ!」とひとりで不機嫌になっていました。

すると、スペイン語が少しだけ分かるアメリカ人の彼が笑いながら言いました。

「Linda! China! Linda! China! ・・って彼は言っていたんだよ?」と。

その瞬間、急に恥ずかしくなりました。

Lindaはpretty, cute, beautifulなどの意味で基本的には褒め言葉だからです。

知っている簡単な単語なのに聞き取れなかったスペイン語力のなさ、Chinaという単語に過剰反応してしまった私自身に、思わず苦笑しました。

きちんとスペイン語が聞き取れていたら笑顔で「Gracias, pero yo no soy China, soy Japonesa. (ありがとう。でも私はチーナじゃなくてハポネサよ。)」とエレガントに返せていたかもしれないのに。。

きっと通りすがりに声をかけた彼は「あの日本人はなんで怒ったんだ〜?」と疑問に思ったことでしょう。。

もし中国人に間違えられたらどうしますか?

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海外を旅しているとアジア人は「アジア人」でまとめられたり、時々こうして中国人に間違えられたりしますが、そんな時みなさんどうしているだろう?とふと思いました。

・何も言わない(言えない)

・日本人だよと教える

・「見分けつかないよね〜」と一緒に笑って流す

などなど人それぞれでしょうが、私は相手に悪気があっても無くても「私は日本人だよ」と伝えるようにしています。

それは自己を主張するという意図もありますが、それ以上に、相手はただ「日本人だか中国人だか何人だか見分けがつかないだけ」だと思うからです。

日本にいる外国人も全員が英語を話すとは限らない

同じ事が私たち日本人にも言えると思うのです。

スペイン語やフランス語が母国語の友人が「日本に住んでいると、英語で話しかけられる事が多いけど、こちらが日本語で返しても、相手(日本人)は英語で話し続けるのが本当に不思議で仕方ない。お互い日本語の方が得意なのに、なんで?」と言っていた事があります。

英語は世界共通語ですし「外国人=英語を話す」という潜在意識が働いてしまうのですが、必ずしも全員がそうではない、という事を忘れないようにしたいなと思いました。

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【写真・文】三谷めぐみ | Megumi Mitani