読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Meg In The World

世界を旅するフリーランス生活。28ヶ国旅して感じたことや日々のこと。

「予定」は「未定」なアルゼンチン

アルゼンチン・タイム?

f:id:megintheworld:20160518112243j:plain 

先週の金曜日、コーワーキング・オフィスで友達になったアルゼンチン在住歴9年のメキシコ人の友達とランチしました。

前日オフィスを出る時に「明日覚えてるよね!?ランチ。2:30頃に行こうね!」と言っていた彼女。

ーそして当日
時間になっても彼女は忙しそうにしていたので、彼女が声をかけてくるまで待つことに。

ー予定の1時間後の3:30
彼女:Hi guys...まだランチ食べてないよね?私も〜。あ〜もう今日は本当に頭が混乱しそうなくらい忙しい。。。もう少しだけ待てる?あと少しだけ!
と言い残し、どこかへ。

ー予定の1時間半後の4:00過ぎ
オフィスに戻ってきた友達は

彼女:Oh guys...お腹すいたよね?
私の心の中の声:うん、今日2時半にランチすると思ってたから朝バナナだけ食べて来たよ?

彼女:何食べたい?
私の心の中の声:なんでもいいから何か食べよ!

彼女:もう4時だからもう少し働いてから夜ごはん食べに行く?
私の心の中の声:え?

彼女:あ、でも今お腹空いてる?よね?
私:うん!

彼女:あぁ〜待たせすぎてごめんね。私のこと嫌いになった?(上目遣い)
私:嫌いにならないよ〜。笑 来客あったの見えたし今日も忙しそうだなぁ〜と思ってた。でもひと段落したなら、お腹も空いたしランチ行こう!仕事も大切だけど、休憩したほうがいいよ。

彼女:そうよね。もう携帯なんて置いていくわ!やってられないもん。行こう!
私&彼:行こう!お腹空いた!笑

そして、1時間半押しでランチをしたのでした。

飛行機遅延も当たり前?

アルゼンチンに来る前に、「飛行機は遅延が当たり前だから、そのつもりでいた方がいい」と聞いていたり、Airbnbのホストからも「飛行機は遅延するから到着予定時刻だけじゃなくて便名を教えて」と言われました。

私はNYC からチリのサンチアゴ経由でブエノス・アイレスに来たので、「アルゼンチン発」では無いですが、飛行機遅れました。

もともとサンチアゴでトランジットが1時間しかなかったのですが、サンチアゴには10分遅れで到着。セキュリティ・チェックもかなりの行列だったため、「もしかして乗り遅れる・・?」と思っていたのですが、周りにいるチリやアルゼンチンのパスポートを持つ人達は誰一人として慌てていないのです。

予想通り(?)ブエノス・アイレス行きの飛行機の搭乗は20分以上遅れ、離陸もその分遅れました。

以前NYC発で滑走路が混んでいるために機内で1時間以上待機という事がありましたが、それに比べたら大したことないですね!

アポイントの時間はテキトウ?

つい先日のことです。
Airbnbで借りた部屋のオーナー(アルゼンチン人)が「先週、明日の午後2時にチェックイン出来ると言いましたが、明日の午後はミーティングがたくさんあるので、11:30だと都合がいいのですが。」と前日の夕方に連絡が来ました。笑

そして当日はオーナー(英語流暢)の"ガールフレンド"という50代くらいの女性が20分遅れで登場し「道が混んでいたのよ。それと、私、英語はほとんど話せないの。」と言い、本当に片言しか話せない様で、結局その"ガールフレンド"が"ボーイフレンド(部屋のオーナー)"に電話する、という事態に。

また別のオーナーから借りた部屋では「明日新しいタオルとシーツを12時に届けますね」と言われていたけれど、実際来たのは13時で「やぁ!どうも!元気ですか?」といって笑顔で来たことも。

そう、みんな悪気は全くなさそうなのです。
"何かしら"の事情があるからなのか、ただ気にしてないだけなのか、遅れた事にも悪びれる素振りがないので、逆に潔いのです。笑

そしてほとんどの人(私がこの1ヶ月で関わったアルゼンチン人)は、フランス人同様無駄な笑顔を見せない硬い表情とは裏腹に、心はとても優しくて親切な人が多いです。

アルゼンチンでは予定はいつも未定?

アルゼンチンで生活している人々は、「その日の予定はその日に決める」のも珍しくないようで、週末の予定も「その日の天気と気分で決める」とアルゼンチン生まれの女の子も言っていました。

実際に、ある週末は「おはよう!今日はいい天気だね〜!さっき見つけたんだけど、こんなイベントあるから行かない?今からシャワー浴びるね!」とイベント開始数時間前に誘われたり、ある週末は「今週はとても疲れたから私は行けないかもしれないけど、こんなイベントあるよ!も・し・行・け・そ・う・な・ら連絡するね!」と言っていて、予想通りその週末は連絡が無かったり。

日本人が驚く中南米33カ国のお国柄 (PHP文庫)

日本人が驚く中南米33カ国のお国柄 (PHP文庫)

几帳面な日本人から見る「ラテン」の良さ

乙女座のA型という、几帳面で細かい完璧主義者と言われてる星の元生きている私は(笑)、基本的に「約束を守れない人」「自己中な人」「嘘をついたり、すぐに言い訳をする人」が苦手で、「自分はそうなりたくない!」「約束を守るのは当然」という思いが強いため、日本に居る時は、友達と遊ぶ約束をしたり何か予定を入れると、どんなに疲れていても、気が乗らなくても、体調が悪い時でさえも出かけてました。
ただ「約束を守る」ために。

でも、ここアルゼンチンではみんな大らかと言うか、細かい事に目くじら立てないところがとても心地良く、素晴らしいとさえ思うのです。

重要なのは、お互いが「その時」どう感じているか・どうしたいか、であって「約束を死守する」「予定を遂行すること」ではないのだと。

そのため、ランチの約束が1時間半後になろうが、ランチの予定がディナーに変更になろうが、週末に遊ぶんだか遊ばないんだかハッキリしなくても、あまり気にならないのです。

もちろん、それは相手の人柄と関係性にも依ると思いますが。

そしてどことなく感じる沖縄との共通点

沖縄にも沖縄タイムというのがありますが、アルゼンチンの時間の感覚はなんとなくそれに近い気もします。

宮古島に短期間住んでいた時に、週に何度か三線を習いに行っていたのですが、そこの先生(おじぃ)も「まぁだいたい8時にはいるさね。でも来ても居ない時もあるさね〜。ははは〜。練習したいならすればいいさ〜。」といった具合で、実際におじぃの家まで行ってみないと居るか居ないか分からない、事もよくありました。

アルゼンチンは沖縄からの移民の方が多いと聞きましたが、もしかしたら時間の感覚も似ているのかもしれないなぁ〜と少し思いました。

にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ

【写真・文】三谷めぐみ | Megumi Mitani