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Meg In The World

世界を旅するフリーランス生活。28ヶ国旅して感じたことや日々のこと。

アメリカ大統領選にみるマジョリティとマイノリティ

大統領選から一夜明けて。

親しいアメリカ人数人と話をした。

ひと言目はだいたい「クレイジーだ」「恥ずかしい」「がっかりしている」だった。

私が知る限り、私の友人の95%はヒラリーに投票していた。

 

昨日「日本や日本人はヒラリーが勝つと信じていたけど、私は(アメリカに居た肌感覚から)最後まで分からないよと言っていた」的なことを書いたんだけど↓

アメリカの友人達も「トランプが勝つなんてあ・り・え・な・いと思っていたようだ。

だからこそ、彼らの落胆ぶりは激しい。

冷静に事実を受け止めながらも、やはり相当なショックを受けているようだ。

ある友人は今朝メッセージで「知ってるよね?ヒラリーの方が総得票が多いんだ。トランプは59,588,437票*、ヒラリーは59,794,934票*だった。この事実は変わらない。」と言っていた。【注意】* 今朝の時点での数。開票はまだ終わっていないので数字は変動します。

他の友人たちも同じだ。
Facebookのタイムラインを見ていると、想像以上に怒り、呆れ、悲しんでいる投稿が今も続いている。

いち日本人としては、なんて声をかけたら良いんだろう・・と悩むくらいみんな落胆している。


一方で、Brexitを経験したイギリス人が

「アメリカの友人達よ、残念な気持ちは分かる。僕たちもそうだった。予想していない事が現実に起こることもある。」
と投稿したり、

アメリカ人でも
「Ok、僕たちは(今日一日)十分言いたい事は言ったはずだ。もう終わりにしよう。明日からのことを考えるんだ。」
と前向きな発言をする友達も出てきた。

 

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マジョリティ?マイノリティ?

親しい友人と話した中で気づいた事は

・彼らは、ヒラリーを支持していない人も最終的にはヒラリーに入れるだろうと思っていた

・彼らは、トランプに入れるのは一部の少数派だと思っていた


前にも書いたけど、アメリカは本当に巨大な国で、州を越えると違う国に来たかのように感じることがある。

住んでいる家、生活環境、経済状況、教育レベル、仕事の種類、治安、文化などが異なる訳だから、考え方だって違って当然である。

でも、普段生活している地域やコミュニティはだいたい自分と同じレベルや考え方が多いだろうから、意識せずとも自分はマジョリティだと感じる。

しかし実際は、そんな異なるマジョリティがいっぱい存在するわけで、自分はマジョリティだと思っている人たちが実はマイノリティ、ということもあり得る。

逆もしかり。
原宿で個性的な格好をして歩いている全てのファッショニスタ達は、自分がマイノリティだと思っているだろうけど、実際はそんなファッショニスタ達が集まっている場所にいる彼らはマジョリティに埋もれていたりするように。

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日本の友人から「トランプを支持した人って一体どんな層なの?」と聞かれるので、New York Timesの出口調査を貼っておきます。ご参考まで。

 

しかし、改めて思うけど、アメリカ大統領って大変だよね。

ここまで分裂した今のアメリカ国民をまとめてリードするのは大変な仕事だろうけど、選挙戦を勝ち抜き「大統領」というポジションを得たトランプ氏なら上手くやってくれると信じたい。

 

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【写真・文】三谷めぐみ | Megumi Mitani 

 

megintheworld.hatenablog.com

 

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